高齢化の進展により、軽度の疾患や慢性疾患など、必ずしも大病院の診療をただちに必要としない患者さんが増加しています。しかし、医療施設の規模や設備などに対する不安から大病院志向が依然として根強くあり、このため、大病院に患者さんがどうしても集中して待ち時間が長くなる、日頃の生活状態なども含めた全人的な診療が行われにくいという状況がみられます。
初期診断・治療(プライマリケア)を担う身近なかかりつけ医に日々の健康管理をまかせることが、患者さんにとっては大変重要です。遠隔医療を活用することにより、専門医のバックアップを容易に受けることができるようになり、患者さんが安心感を持ってかかりつけ医を利用することが可能になるのです。
画像データや検査データ、患者サマリーなどを容易に伝送したり、情報を共有化することが可能となるため、患者さんの容体に応じて、迅速に高度医療を提供できます。また、検査や投薬などの重複が少なくなり、患者さんにやさしく、効率的な医療につながるのです。





















